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ポートフォリオに債券は不要?

こんばんは。
私は資産運用をしていますが、90%は株式、10%はコモディティ(金)を買っています。

いろんなアセットアロケーションの本を読むと債券を入れるとリスクヘッジになって良いと言う記事を読みます。

しかし、資産運用に関する名著たちは、アメリカ市場での例であることが多いので、日本で運用する時には、ドルー円の為替リスクが発生します。これは、米国ETFなどを買うときにも一緒ですので、そのままは適用できないと日々感じています。

今日は、日本で投資信託を活用して債券をPFに入れた場合の比較を行います。

目次

債券を入れる、とは?

まず、債券を入れる意味です。

債権は一般的に株式より価格変動リスクが小さいと言われています。
ベンジャミングレアムの名著「賢明なる投資家」にも債権をPFに入れることが言及されています。

おおよそ、PFに債券を入れる目安として、年齢と言われています。
20歳なら 20%債券、80%株式
50歳なら 50%債券、50%株式
80歳なら 80%債券、20%株式 となります。

これは株式が年7%平均の期待値があるといわれていますが、変動リスク(ボラティリティ)が高いことで、換金必要性(=出口戦略、現金にすること)を配慮したものです。

債券と株式の比較(2019〜2021年)

期間が短いかもしれませんが、コロナショックもいれた株式と債権の基準価格の推移を見てみます。

管理費用が安いことを目指したeMAXISSシリーズで比較しました。
eMAXISSは歴史がまだ浅いので、比較期間も短くなっています。

2019年1月から、2021年末までを見ると 株式の圧勝です。
コロナ以降、経済対策で株高政策が続いているので、当然かもしれませんね。

・国内債券  +0.15%
・先進国債券 +13.26%
・全世界株式(オールカントリー) +43.27%

暴落時の値動き

注目したいのがコロナショックの時の値動きです。

株式が大幅に下落しているのにもかかわらず、債券は少し下がっているものの、すぐ戻ってます。

コロナ前後での最大と最小の差は次の通りです

株式は34%近く下落していますが、債権は5%以下の下落になっています。
かなりでフェンシブなことが数字でお分かりになるかと思います。

持株がかなり下がって焦っていた私にとって、もし債券を持っていたら、ほぼ無風と感じたでしょう…

まとめ

債券をPFに入れた場合を見てきましたが、いかがでしたか。

リスクを取ればそれだけリターンの可能性は大きくなります。
債券を持たない方が結果としては、正解になりました。

しかし、現金化の必要性が高まってきて、いざ欲しいときに下落局面にあると換金しづらいことを考えると、債権は10%程度持っておいても良いのでは、と思います。

ただ、残念ながら国内債権はゼロ金利が継続される限り、ほとんど利益は上がらないので、現金で持っておくこととほぼ一緒だと思います。もつなら先進国債券ですね。

目論見書を読んでいただけるとわかりますが、先進国債券もトップ10はほぼアメリカ国債です。
地域リリスク分散したければ他の地域債券(オーストラリア債など)の検討をおすすめします。

では、また〜

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この記事を書いた人

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地方の製造業で働くサラリーマンです。
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