2021年6月16日に マネックス証券主催で、銘柄スカウターを使った日本株の分析オンラインセミナーが開催されました。
証券口座を持っていなくてもどなたでも自由に参加できます。
内容の一部を紹介しますので、興味を持たれた方はまた次回参加されてください。
4448 chatwork

レシオ面では高い。無料のコースはサービス悪化し、実質値上げだが、
ビジネス向けチャットサービスでサブスク体制。継続的な収益が見込める。
海外へ進出は難しいと考えるため、今後はシェア拡大を続けて利益成長30%を維持できれば
株価も割高ではなくなってくる。
国内シェア拡大を維持できるかが鍵。
6191 エアトリ

アフターコロナ銘柄の一つ。5月は航空会社など、旅行関係は回復し、エアトリも回復している。
固定資産少ないので財務が軽く、増資の可能性少ない。
減損損失を出して赤字を出したが、CFには影響ない。
1Q、2Qは黒字だが、財務に関する特需のため、3Qは旅行需要を考えると黒字継続は難しそう。
PCR検査や、バイセルやまぐまぐへの投資で、財務面での営業外の経営努力で黒字で維持している。
今後はワクチン接種が進み、旅行需要がでてきたら、まずは国内旅行から本業での業績も回復してくることが見込める。
6727ワコム

スタイラスペンなどのペン周りのトップメーカー。
プロクリエーターも愛用し、需要広まっている。
昨年売り上げ、利益ともに大幅増した。液タブペンなども好調。
ただ前期が特需で良かった反面、
今期の業績予想は減収減益となっているため、株価にはネガティブになる。
地域別で見ると、日本が非常に伸びていて、品薄な状況が続いている。
PERは14倍と、割高ではない状況だが2020年の売り上げを考えると、300円台まだ下がる可能性あり。業績が低迷していく可能性があることを考えると今の低PERは、買いには走れない。
業績に翳りがみえたときの低PERは注意。
1Qの決算で出る今後の見通しがポイントか。
6473ジェイテクト

トヨタ系の自動車部品、ベアリングメーカー。
20Q3,Q4 は好決算。
トヨタの元役員が経営に参加し、好転か。好決算も経営陣交代の影響もあるとおもわれる。
トヨタ株価も業績好調を受けて、関連部品メーカーも連動して業績は改善見込みか。
日々の改善活動でついていくことができれば、中期的には伸びが期待でき、割安感もある。
ビジネスが多角化してきており、BtoBなこともあり分析しずらいが、中期経営計画の進捗が良ければ株価の上昇も見込めると思われる。
8111ゴールドウィン


中期経営計画で高い成長を計画しており、ECにも力を入れていく(売り上げ比率30%目標)予定。
ただし、ウインター向けが強くQ3に売上は集中。暖冬などの季節影響は強く受けることがリスク。
大型銘柄なので、様子見てからエントリーしても遅くないと思われる。
インバンドの需要も影響するので観光客数の増減も影響してくる。
コロナの影響で高まったアウトドア向けも売り上げに影響している。
他のアパレルに比べるとインバウンドなどのアフターコロナ銘柄というだけではなく、
ウィズコロナの恩恵も受けているか。
高成長した後の銘柄の立ち位置なので、もう一段あげるにはインパクトが必要か。
2229 カルビー


他のお菓子メーカーと比べると、現状の20倍程度が妥当か。
売上や営業利益は横ばい。
ポテトチップスへの依存が強く、原材料のジャガイモの生育は天候に大きく依存する。
2016年には北海道に台風が4つ上陸すると、ジャガイモ畑に被害が出て在庫が切れてしまい、原材料費があがってしまったことがあった。
北海道の夏の雨量が多かったら、空売りする戦略も取れるか。
ライバル企業の湖池屋など、高級ポテチも競争が激しくなってきている。
インバウンド需要減でじゃがぽっくるの売上減少。フルグラは在宅で上昇か。
まとめ
いくつか銘柄が紹介されましたが、より深くは調べてみましょう。
個人的にはワコムは所有してるので、また四季報を見て、継続保有か検討しようかと思ってます。
このブログでは今後も継続的に資産運用に関することを投稿していきます。
ご参考になれば幸いです。
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