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NISAの本音が知りたい人へ②一般NISA

こんにちは。

以前のブログでつみたてNISAについて記事を書きました。
NISAには一般NISAとつみたてNISAとジュニアNISAがあります。

私は2016年頃〜2020頃まで一般NISAを使っておりました。
知り合いと付き合いで行ったセミナーでプレゼンをしてもらって契約をしましたが
自分で勉強していく中でつみたてNISAに変更しました。

両方利点があります。今回は一般NISAについて書きます。

よろしければ以前書いたこちらの記事もご覧ください^-^
https://nin-kakurezato.com/nisa-1/59/

目次

一般NISAの概要

一般NISAは2014年1月からスタートした、個人に向けて日本国が用意した資産運用の制度です。
もともとはイギリスにISAという制度があり、それを真似てNippon ISA = NISAです。

運用枠は 年間120万円です。譲渡益(いわゆる利確)、及び配当による課税が非課税です。
通常は20.315%が非課税になります。

実際運用する時にはどんなイメージか

年間120万円ですが、勘違いしがちなのが、120万の資金を年間自由に動かせる、ということです。
運用枠は、正確には「新規運用枠」です。

つまり次の用な運用はできません。

2021/2月 100万円分 投資信託Aを一般NISA枠で購入
2021/5月 投資信託Aを50万円分売却(差損、差益どちらでも)
      ○この時点で、一般NISAの残高は50万円です
2021/7月 投資信託Aを70万円分購入 →できません

2月に100万円、7月に70万円買うと、年間170万円分買うことになるので、
120万円の枠をオーバーします。

これはそもそもNISAが頻繁に売買するのではなく、ある程度中期で運用することを前提としているからです。売買するたびに証券会社に手数料が入りますし、その時点で損しますしね。

また運用期間は5年です。次のような運用ができますね。
2021年 120万円分 投資信託Aを新規購入 → 2025年末まで非課税
2022年 120万円分 投資信託Bを新規購入 → 2026年末まで非課税
2023年 120万円分 投資信託Cを新規購入 → 2027年末まで非課税
2024年 120万円分 投資信託Dを新規購入 → 2028年末まで非課税
2025年 120万円分 投資信託Eを新規購入 → 2029年末まで非課税

ssyしゅしhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html

一般NISA独特の注意点

私が実際に一般NISAをしながら思ったことを書きます。

損益通算ができない

個人的にはこれめちゃくちゃ重要だと思います。

NISAだけしかやっていない人は関係ありませんが、個別株や普通の投資信託や株式の配当など、いくつか複数で運用する人が多いと思います。

例えば2021/1月に 1口1,000円で投資信託Aを10口 購入したとします。
ところが2021/8月にお金が必要になったり、思った以上に値下がりして不安になったりして、
現金化したいと思った時、単価が1口500円に値下がりしてしまっていました。
この状態でNISA枠にあるものを証券会社を通して現金化(この場合は損切り)したとします。

そうすると (500円-1,000円)X 10口 = 5,000円分 損失が出ます。

この場合に、他の通常の口座での譲渡益(いわゆる利確)や、配当が5,000円分あった場合、
NISA口座の損失と、通常口座の利益は、相殺されません
損益通算されない、と言います)

同じことを通常口座内で行うと、利益の5,000分には課税されません。
(この場合だと1,000円X20%=1,000円分ですね)

なので一般NISAで買った銘柄が値下がり始めてしまうと、我慢できなくなって
損切りしてしまいます(体験談)だって、もとの値段に戻る確証はないですから。

長期的に値上がりし続ける商品を見極めて、目標に到達するまで持ち続ける握力が必要です。
私は普通の個別株買うより、難しいと思ってます。

おわりに

いかがだったでしょう。人が言ってるからとか、銀行が言うからとか、自分以外の誰かの意見に流されて自分の大事なお金を預けないでください。毎日頑張って怒られながら稼いだお金です。

自分がとことん調べてから書いましょう。間違ってたらすぐ撤退しましょう笑

出口についてはまた別に書きますね。

では、また〜


 

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この記事を書いた人

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